この春、AMATERASから新たに誕生したのは、
岡山の職人によって丁寧に織り上げられたホワイトデニムを使用したラウンジパンツ。
私たちがこれまで追い続けてきた“心地よさ”と“芯のある美しさ”を、
ひとつのシルエットに込めた一着です。
■ 岡山という土地が生む、確かな品質
世界でも有数のデニム産地として知られる岡山。
その高い技術力と品質は、世界のメゾンブランドも認めるほど。
多くの一流ブランドが岡山での生産を選ぶ理由は、
単なる“素材の良さ”にとどまらず、その背景にあるクラフトマンシップと誠実なものづくりの姿勢にあります。
今回のラウンジデニムには、
その岡山で織られた国産コットン100%のホワイトデニムを採用。
糸になる前の綿花の殻や繊維があえて残された、
ナチュラルで温かみのある表情が特徴です。
■ “ただのデニム”じゃない、という提案
今回のデニムで私たちが目指したのは、
いわゆる“おしゃれなデニム”とは少し違う、新しい心地よさです。
ウエストは360°ぐるりとゴム仕様で、
締めつけ感なく体に寄り添う設計に。
さらに裾は切りっぱなしのデザインで、自分の身長に合わせてセルフカットが可能。
ラウンジにも、日常の外出にもフィットする、自由なデニムが完成しました。
さりげなく配された“A”ロゴ入りのドローストリングや、
身体のラインを拾わない落ち感のあるワイドシルエットも魅力です。
■ 1点1点、手作業で仕上げるということ
AMATERASのものづくりは、
大量生産ではなく、時間をかけて丁寧に仕上げることを大切にしています。
このデニムもまた、職人の手によって一枚ずつ検品され、
わずかな個体差すら“風合い”として感じていただけるように仕上げています。
洗い加工もすべて国内で行い、一点ごとに異なる表情を見せるのも魅力のひとつです。
■ Designer’s Talk|「このデニムには、“今”の気分が詰まっています。」
今回のプロダクトをつくるにあたって、岡山の生地工場や縫製現場を訪れ、
あらためて“人の手でつくるものの美しさ”を強く感じました。
とくに心を打たれたのが、生地の表面にうっすらと残る綿の殻や繊維。
普通なら取り除かれてしまうような部分ですが、
それがこの生地にしか出せない奥行きや温かみを与えてくれていると感じたんです。
今のファッションは、ラクであることが当たり前。
でも、そこにクラフトの重みや文化の背景が少しだけ香ると、
日々に心地よい緊張感が生まれる気がしています。
たとえば、ゴムウエストでも"だらしなく見えない"こと。
シルエットが美しく、シンプルで、自分の体に自然にフィットしてくれること。
そして、その背後には、世界が認める岡山の技術と、受け継がれてきた手仕事があること。
「文化をまとうラウンジウェア」
そんな気持ちでつくった、AMATERASらしい一本です。
Reiko McNish Sato
OKAYAMA DENIM×AMATERAS Luxe Lounge Denim / 胡粉(off white)
¥25,300
サイズ: S / M